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【Power Automate】SharePointを利用してメールを送信する。送信元を個人アドレスではなくできる。

本記事では、Power Automateから個人アドレスを利用せずにメール送信する方法を紹介しています。

Power Automateを利用してメールを送信したい場面は多くあると思いますが、
ネックになるのが、個人からのメール送信になってしまうことです。

※回避策として、メーリングリストを利用しているところもあるのではないかと思います。

当たり前ではありますが、フロー権限を持っている方以外のアドレスからの送信はできません。

他の人のアドレスでメールを送信できてしまったら大問題ですからね。
もちろん、でたらめなアドレスでの送信もできません。

そこで回避策の一つとして、SharePointを利用したメール送信の方法をご紹介します。

目次

SharePointを利用したメール送信の方法

利用するアクションは「SharePoint に HTTP 要求を送信します」です。

フローの例
作成するフロー例

トリガーはあくまで例なので、メール送信したい箇所にアクションを設定いただければ問題ありません。

アクションの設定は以下の通りです。

アクションの設定
サイトのアドレス(任意のSharePointサイト)
方法POST
URI_api/SP.Utilities.Utility.SendEmail

SharePointサイトはなんでも構いません!
下記に記載するメール例を見ていただければと思いますが、
指定したSharePointサイトの名称が入ることは有りません。

詳細パラメーターとしてボディを設定します。
メール文面は、JSONにて記述します。

アクションの設定(パラメータ)

全角スペースが入るとエラーになるので注意してくださいね。
見栄えをよくするのであれば、半角スペースで整形してください!

ボディ{
“properties”: {
“To”: [“(送信先)”],
“Subject”: “PowerAutomateからの送信”,
“Body”: “これはPowerAutomateからのメールです。<br>htmlタグも使えます。”
}
}
ボディの設定例

設定は以上です。簡単ですね!

フローを実行すると、以下のようなメールが届きます。

メール送信例
メール送信例

無事にSharePoint Onlineよりメールが受信できました!
私はOutlookにてメールを受信しました!


SharePoint Onlineという送り元にはなってしまいますが、
ルール分けをすることにより、Power Automateからの通知と判断することができ、
実用的な方法の一つですのでぜひ活用していただければと思います!

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